納骨堂

生まれ育った故郷で、
長く住んできたこの土地で、
愛する家族のいるこの場所で、
最期は静かに眠りたい。
「永代供養」とは、本来の継承者に代わって寺院が責任をもってご供養と管理を行なっていくことです。 

施主様の途絶えた後も御施主様に代わり管理・供養のすべてを駕龍寺が永代に亘って行うのが當山の納骨堂です。
この度、駕龍寺では昨今のお墓事情を鑑み、墓じまいを考えておられる方や、ご夫婦のみの世帯。また、お一人だけのお墓を探している方のご要望にもお応えするため、永代供養納骨堂を建立いたしました。

近年は、先祖代々、〇〇家というお墓が変わりつつあります。お墓を建てても、そのお墓を受け継いでいく者がいないという問題が起きています。例えば「子供がいても娘だけでそれぞれ嫁いでしまった」「夫婦だけで後継者がいない」「生涯、結婚を望まない」「おひとり様世帯である」等。これらの方々はお墓を建てても、はじめは兄弟、縁者がお参りをして面倒をみてくれるとしても、代が変わるうちに無縁墓となっているのが現状です。

駕龍寺の納骨堂は、管理者が宗教法人駕龍寺であり、三十三回忌までは塔内の納骨棚に御遺骨を個別に安置する形態をとり、駕龍寺が存続する限り、永代にわたり責任をもって供養を捧げる合同墓所という事ができます。駕龍寺納骨堂への納骨によりお墓の継承の問題、無縁化の心配はなくなります。

1、使用資格

• 駕龍寺納骨堂運営規定に従うこと

2、永代供養

• 使用料：50万円（一霊）　70万円（先祖代々全てを合祀）
• 三十三回忌を過ぎている故人の合祀（一霊）３０万円
• プレート墓誌への戒名等刻字料：５万５千円/１枚
• 護持会費：年額6.000円（檀家以外の方が生前予約される場合）
• 特別祠堂金：希望者のみ
  （１霊位につき１口=５万円にて２口以上）
  （祠堂金は諸堂等の修復・営繕に用いられます。祠堂金を御志納されます　と、大施餓鬼会に塔婆を建て、戒名を読み上げて御回向申し上げます。）

3、納骨方法

• 新精霊については葬儀もしくは四十九日法要後に、納骨いたします。
• 新精霊以外の納骨は随時行います。
• 納骨後の御遺骨の返還はできません。
• 使用料、祠堂料等の費用は、契約時にお納めください。

4、供養方法

• 春秋彼岸・お盆期間中に納骨塔前にて御回向申し上げます。

駕龍寺納骨堂は荘厳な本堂を背景に、四季折々の花に囲まれ、本尊観世音菩薩の慈悲のみ光に抱かれて眠る悠久の住処です